なぜ競艇場によってコース有利が変わるのか
競艇の水面は屋外にあり、各競艇場の地理的条件・水域・気候によって全く異なる環境になります。主な要因は次の3つです。
- ●水面の広さと形状:広い水面はアウトコースがマクリやすく、狭い水面はインコースが逃げやすい。
- ●潮の干満と潮流:海水・汽水域の競艇場では水位変化が波を生み、アウトコースに有利な荒れた展開になりやすい。
- ●季節風と地形:山から吹き降ろす風や海からの季節風が、ターンマークでの水面コンディションを変える。
全24場のコース特徴一覧
※ インコース(1コース)1着率は統計的な目安であり、季節・選手・天候により変動します。
| 競艇場 | 都道府県 | 1コース1着率 | コース特性 |
|---|---|---|---|
| 桐生 | 群馬 | 約49% | 赤城おろし(北風)が強く、冬季はアウト有利になりやすい |
| 戸田 | 埼玉 | 約44% | 最もコースが狭く、アウトが差しやすい。差し・まくり差し有利 |
| 江戸川 | 東京 | 約46% | 潮の干満で水面が変化。潮が引くと荒れやすくアウト台頭 |
| 平和島 | 東京 | 約50% | 海水面で水面が安定しにくい。標準的なインコース有利 |
| 多摩川 | 東京 | 約52% | コースが広く水面安定。インコースが安定して強い |
| 浜名湖 | 静岡 | 約49% | 湖の広い水面で風の影響大。季節により有利コースが変わる |
| 蒲郡 | 愛知 | 約53% | 静水面でインコースが特に有利。堅い決着が多い |
| 常滑 | 愛知 | 約54% | 静水面・広いコース幅。インコースが最も安定して強い場の一つ |
| 津 | 三重 | 約58% | インコース1着率が全国最高クラス。吊り橋がある閉鎖的水面 |
| 三国 | 福井 | 約49% | 季節風が強く荒れやすい。アウトコースも十分争える場 |
| びわこ | 滋賀 | 約47% | 琵琶湖に隣接。風が読みにくく波乱が起きやすい |
| 住之江 | 大阪 | 約53% | 全国最多開催のSG常連場。静水面でインコースが安定 |
| 尼崎 | 兵庫 | 約52% | 閉鎖的な水面で比較的静水。インコース有利が続きやすい |
| 鳴門 | 徳島 | 約52% | 鳴門海峡に面した潮流の影響あり。場荒れも稀に |
| 丸亀 | 香川 | 約51% | 瀬戸内海の比較的穏やかな水面。インコース標準的 |
| 児島 | 岡山 | 約50% | 瀬戸内海の静かな水面。標準的なコース有利傾向 |
| 宮島 | 広島 | 約51% | 世界遺産そば。瀬戸内で安定した水面。インコース有利 |
| 徳山 | 山口 | 約52% | 湾内に位置し波が立ちにくい。インコースが安定 |
| 下関 | 山口 | 約50% | 関門海峡に近く潮の影響あり。荒れることも |
| 若松 | 福岡 | 約51% | 洞海湾内で水面は安定している。インコース有利 |
| 芦屋 | 福岡 | 約54% | 静水面でインコースが非常に安定。荒れにくい場 |
| 福岡 | 福岡 | 約51% | 博多湾内で安定した水面。インコース有利が続きやすい |
| 唐津 | 佐賀 | 約50% | 玄界灘に面し海風の影響あり。スロットルが難しい |
| 大村 | 長崎 | 約57% | 大村湾の閉鎖水面で波なし。インコース1着率が非常に高い |
インコースが特に強い場・弱い場
インコース1着率が高い場(静水・閉鎖水面)
津・大村・常滑・芦屋・蒲郡などは、インコース1着率が55〜58%に達することもあります。閉鎖水面で波が少なく、ターン技術の差が出にくいため、スタートが合ったインコースが圧倒的に有利です。これらの場では「インコース軸」の予測が機能しやすい傾向にあります。
アウトコースが台頭しやすい場(潮・風の影響大)
戸田・江戸川・びわこ・桐生などは、インコース1着率が44〜49%前後まで下がります。コースの狭さや風・潮の影響で1マーク付近が荒れやすく、外側からのまくり・差しが決まりやすいため、高配当が生まれやすい場でもあります。
AIがコース特性を予測に活かす仕組み
KyoteiAIは、コース別の統計データを競艇場ごとに個別に学習しています。全国一律の「1コース有利」ではなく、その競艇場での過去の1着率・天候傾向・季節変動を加味してスコアを算出します。
たとえば江戸川で潮が引いている状況なら、インコースのスコアが通常より抑えられ、アウトコースの艇が相対的に高いスコアになります。これにより、場ごとの特性を知らない初心者でも、データに基づいた判断ができるようになっています。
KyoteiAIが考慮するコース関連データ
- ✓競艇場別のコース別1着率(過去データ)
- ✓スタート展示後の実際の進入コース
- ✓当日の風速・風向きデータ
- ✓月別・季節別のコース補正係数
まとめ:場の特性を知れば予測精度が上がる
競艇の予測でよくある失敗は、「全部の場でインコースが強い」という思い込みです。実際には場によってコース有利は大きく異なります。今日のレース開催場がどのような水面環境なのかを確認する習慣をつけるだけで、予測の質は大きく変わります。KyoteiAIのAIスコアはこの場特性を自動的に組み込んでいるため、初心者の方でも場ごとの特性に合った予測を参考にできます。